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NSRのバッテリー交換 [バイクいじり]

先日手配した、NSRのバッテリーが届いたので、早速装着したいと思います。

新品のGSユアサ「YT4L-BS」。
今回のは中国製のようです。
インターネットで安いところを探して発注。
すぐ、届きました。
箱は2個口でバッテリー本体と電解液。

DSC_02681.JPG

白い箱の方が電解液。
中身は「希硫酸」ですので、作業時には注意書きにあるように慎重に作業します。

バッテリー本体の上部に張られているシールをはがす。
黄色いテープで張られているネジを、無くさないように電極にセット。
電解液の容器の蓋になっている、黒いキャップを外す。
バッテリーの蓋になるので捨てないで取って置く。
電解液の容器の銀色のシールは、はがさない。
バッテリーに差し込む際、電解液をこぼしやすいので、はがさず、バッテリー本体に差し込む。
そのままにしておけば電解液を均等に入れることが出来る。
電解液の容器を多少トントン叩いて、全部が落ちきるようする。
残さず全部注入。
蓋(黒いキャップ)をしっかりと叩き込んで密閉する。
念のため、バッテリー充電器で、充電。

DSC_02711.JPG

NSRのシートを中央のボルトを緩めて外し、シート下の古いバッテリーを外します。
バッテリーのマイナス端子を外して、

DSC_02691.JPG

カバー蓋を開けて、プラス端子を外すと、バッテリが外れる。

DSC_02701.JPG

逆の手順で、新しいバッテリーを装着して完了。

では、早速、エンジン始動・・・というところでしたが、


”キックペダルが降りません”


エンジンが回りません。
ギヤはニュートラルで、タイヤは空回りします。
逆に1速に入れると、タイヤが回らないので、キックペダル関係でもないです。

燃焼室、ピストン、クランク、プライマリーギヤ辺りですか。
キックペダルの強固なロック状態を考えると、引きずりとかではなさそうです。
元々動いていたエンジンを放置しただけなので、焼き付きや部品の破損は考えられない。

手近なところで、プラグを抜いたら、ガソリンがたっぷり出てきました。
燃焼室がガソリンで充満しているため、圧縮できずにピストンが動かず、クランクが回らなかったようです。
ひとまず、厄介な水とかクーラントでなくて良かった・・・


最終的には、ガソリンコック、キャブレターのフロートバルブ、フロート室のオーバーフロー経路の確認が必要のようですが、とりあえず、溜まったガソリンを抜いて、エンジンかけたいと思います。

天気が良い日を選んで、外でバラす予定。
ガレージ汚れるのイヤだし、ガレージの空気がガソリンで充満しそうだから。



はっ・・・ミッションオイルもダメか・・・
何か、最初から手間取ってるなぁ

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NSRの再生に先駆けてバッテリーの準備 [バイクいじり]

今回のレストアでは、古いバッテリーを再生するとか、少しでも延命させて使用する方法もありますが、
あえて新品を用意したいと思います。

バッテリーって頻繁に交換する部品でも無く、カスタム化にもならない部品ですが、いざ交換しようとすると、高価で厄介なものです。

バッテリーは、メーカー推奨の時期に交換していれば、放置してあるバイクでも無い限り、劣化を心配する必要がありません。(バッテリー上がりを起こしてしまったりすると、寿命が縮んでしまいます)

交換時期になっても、エンジンがかかれば、そのまま使い、高い新品を購入するのは避けたい・・・と思うのが普通ですよね。

寿命が来たバッテリーをそのまま使い続けた場合のリスクは、
充電できなくなったり、すぐにバッテリーが上がってしまったり、安定した電気を送れなくなったための、弊害が考えられます。
バッテリーは安定した電圧、電流を供給するものですが、寿命が近づいてくると不安定になり、急に電圧が下がったり、突発的な電流が流れてしまったりします。

不正電流が流れたために、ヒューズが切れたり、ウインカーのランプが切れたりという事が良くあり、こういった症状があったら、バッテリーを疑ってみたほうがいい場合もあります。
酷くなると、レギュレターがパンクして、ジェネレターが破損する事も。(僕はCB750Fで経験あり)


更に現代のバイクでは、電子制御部分が多くあり、これらのコンピューターが異常を起こすと、症状が解りにくく原因究明に時間がかかることもしばしば。

最悪、コンピューター破損になったら、5万とか、10万とかの部品代がかかり、非常に痛い結果になります。

NSRにもPGMⅢとか、4とかの制御装置を持っていて、壊れて大きな出費になったという話を良く聞きます。
(アップハンドル改造車の場合、ハーネス原因であることもあり)

バッテリーが高価だとしても、交換を考えなければならないのは、そのためです。



さて、新品のバッテリーを用意するのに、定価15750円で買う人はいないと思いますが、安く「YT4L-BS」を用意しようとすると、いろいろなメーカーがあります。
大手の自動車用品屋さんに行っても、安い外国製のバッテリーを見ることが出来、そういった製品が出回っていることが感じられます。

Yahooオークションで、検索すると、安いのは新品で1280円からありました。
しかし、品質はどうなんでしょうかね・・・使ったことが無いのでなんともいえませんが・・・。
乾電池並みの値段にビックリです。

リスク回避のためのバッテリー交換が目的ですから、出来るだけ心配を排除するために、今回は購入するメーカーを考慮した方が良いでしょう。

僕は”GSユアサのYT4L-BS”にします。(日本のGSユアサですが、中国生産のようです。)

更に安心な国内生産品をお探しの方は、ユアサでもwingマーク入ったホンダ純正品や、古河バッテリーのFT4L-BSを探すと良いでしょう。(それでも2000円台からあるようです。安いなぁ)




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NSRの現状・・・整備に入る前の状態 [バイクいじり]

夏あたりには、何とか走れるようにしたい。

そう思いながら、うちにあるNSRを眺めています。
レストア日記になりそうなのは現状が酷いからです。

今回のために、中古車を仕入れてきたものではなく、以前から所有していた車両です。
ツーリングや、ライディングスクールなどに活躍していた、なんちゃってジムカーナ仕様です。

__hr_IMG_0016.JPG

元々は、NSR250R(MC21)90年型のSEとかSPとかでない、スタンダードタイプ。
カウルを取っ払って、アップハンドル化してありますが、エンジン、足回りはノーマルだったものに、
94年型のプロアームをつけて、SP用のリザーバータンクの付いたサスペンションを装着したものです。
ジムカーナをやる人は、NSRのアップハンドル化は、よくやりますが、重くなるプロアーム化は普通無いですね。
どっちかって言うと、ドレスアップ派のやることです。

ドリブンスプロケットは、3枚増、チェーンは1組増

カウルを外してから、フレームは削られ、元には戻りません。
ヘッドライトは、これもありえない、重くて割れる危険のあるガラスレンズのシビエのライトがついています。
メーターは、カウルレス用に用意された高価な社外品。走りには全く関係ないですね。
メーターケーブルは外されていて、スピードメーターは、自転車用のメーター(電気式)に変えられています。

メインハーネスは、改造されています。
ブレーキホースはステンレスメッシュに変更。
アクセルワイヤー、クラッチワイヤーはノーマルのものを、取り回しを変更した形で流用されています。

NSRのアップハンドル化は、工夫すると、ノーマルパーツを流用でき、非常に安価に改造することが出来ます。
こういったところも、NSRのアップハンドル化が流行った理由かと思われます。

200808291.JPG

見た目には、普通っぽくて、あまり改造車っぽくないところが良いです。
あまり下品なのは、周りの人に嫌われちゃいますからね。

DSC_02301.JPG

現在ウインカーレンズの一部に割れがある以外は、破損箇所は無いように見えますが、
エンジンがかからない状態です。

そう売るとパーツ扱いにされてしまいそうな、不動車です。
レストア日記に、持って来いの車体ですよね(笑)

ま~、成人式を迎えた車体なので、たぶんゴム系がだめだと思いますが、
それ以外のパーツにしても、あまりお金をかけないで、再生していくことを優先していきたいと思います。

その後こだわりのチューンナップを徐々に盛っていくつもりです。


先に、新しいバッテリー(YT4L-BS)を手配しなくては・・・
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