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アルファードの後部座席をはずして、ベットに。その4 [車いじり(アルファード)]

前回の「その3」で、座席が外れてカーペット上にコンパネで、床板をはめました。

そのままでも、上にベッドは置けますし、下の荷物出し入れも出来ますが、
ちょっとだけ見えるところに対して、見場を良くする意味と、多少なりと、防水性を持たせ、コンパネの木屑の散らかるのを防ぐため、床用のシートを乗せました。

気にならない人は、シート無しで、ベッド作成に飛ばしても良いかと思います。


その4: 床板にシートを乗せる。

床用のシートを、ホームセンターで、好きな柄を選んで2.5m分買って来ます。
これで、アルファードの場合、1枚で足ります。

平らなところに、裏にして広げます。

アウトラインを書き写すため、前回作成の床板を”裏返しに”シートの上に置きます。(僕は間違えて、裏側を写してしまいました)

DSC_04261.JPG

マジックでアウトラインをシート裏側に書き写します。
このとき、シートを伸ばしたいときは、調整します。

DSC_04271.JPG

書き写したアウトラインに沿って、切ります。
切る前に、再度逆向きに写してないか、残すところは無いか確認します。(僕は間違って逆向きに切ってしまいました)

DSC_04291.JPG

僕の場合は、セカンドシートの金具のみ突き出た感じなので、その分の穴が必要になりますが、サードシートは、床シートを乗せて、隠してしまうことにしました。

レールを外したり、台座の金具よりも床板を上に上げれば、平らにすることが出来ます。

DSC_04301.JPG

後は乗せるだけ。

DSC_04371.JPG

きれいな板張りの床が出来たように見えて、効果は大きいと思います。

僕は、外しやすさを考慮して、乗せただけにしてありますが、床シート貼り付け用のボンドで、床板に貼り付けると、浮いたり、ずれたりしないでしょう。ただ、乗せただけでも、外周がピッタリのサイズであるのと、セカンドシートの金具により、表のシートがずれたことはありませんでした。

ハイエースのバンコンなどを作っているところでは、こういった床板をボディにボルトで固定した上で、外周にコーク材を充填し、防水性を高めています。

僕のベッドは、フロアマット上に床板を乗せただけで、固定していないところに、ベットも乗せただけ。
結果的にフローティングのため、寝心地は良いです。

ここまでくれば、市販のベッドでも乗せられます。



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アルファードの後部座席をはずして、ベットに。その3 (補足) [車いじり(アルファード)]

実際に、床板を作成される方に、細かい注意事項、考慮すべき点を補足します。
自作されない方には、読み飛ばしていただいて良いくらいのことです。

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1、スライドドアのステップ部分は、床板が張り出した構造になってます。
人の乗り降りを考慮しなくて良いのと、荷崩れを防ぐために、平らな部分を広く取れるためです。
床板の下に出来たスペースは、靴をしまうなどの収納スペースとなり、無駄になりません。

ただし、スライドドアの内側に合わせた床板のアウトラインを型紙に写し取るのが大変です。

作成した床板が大きかった場合、スライドドアの破損につながる可能性があります。慎重に確認しましょう。

* 床面の高さの設定ですが、僕の場合、「車内空間を最大限に利用するため、出来るだけ床面を上げない」ことと、「スライドドアステップの上を床板で均一にし、床面積を広げる」ため、純正のフロアマットを敷いた上に、床上げせずそのまま乗せた、一番シンプルな形になっています。

この場合、床板の高さ調整部品を設けなくても、平らに置けますが、シートレールを残してありますので、その逃げを設けてやらなければなりません。

2、セカンドシートの台座部分は、後ろからスノーボードを入れた際、干渉しないように、一番前のロックのかかる位置に設定し、床板には穴を開けました。
床板からは、少し飛び出してしまいますが、仕方ありません。
荷物を積んだときに、荷崩れ防止のパーテーションの役割をしています。

3、サードシートの台座部分は、コンパネの厚さとほぼ同一のため、床板に穴を開けるのみで、出っ張りません。
このあと登場する、シートを貼り付けると、隠れて見えません。

DSC_04371.JPG

4、バックドア付近中央に、スペアタイヤの脱着で必要な、ボルトの穴があります。
僕の場合、ベッドを載せたままでも、このボルトをまわせるように、床板の一番後ろを、外せるように小さくカットしてあります。場合によっては、ボルト部分に穴を開けるような処理でも良いかもしれません。

床面にある荷物固定用フックも同様。

DSC_00351.JPG

5、サードシートのレール後端のカバーが、若干盛り上がっています。
カバーを外しておいても、何も問題ないと思いますが、僕は、床板の裏を削り取って逃げを用意しました。

6、床板を作成するにあたって、「隙間無くきれいに」を心がけて、丁寧に作っていきましたが、
完成後に感じたのは、時間をかけた割には、あとから見えない部分で、手を抜いても大差無い感じです。

DSC_04541.JPG

トランスポーターとしては、更に頑丈に作る必要がありますが、今回の作例は、「上に乗るベッドの安定性を高めるための台」の意味合いと「荷物の出し入れをしやすく板張り」でしかないので、作業時間の削減と、脱着のしやすさからすると、もっと簡素にしても良かったと思います。

今、車が変わって、この板だけ残ってるのを見ると、残念です。
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アルファードの後部座席をはずして、ベットに。その3 [車いじり(アルファード)]

前回の「その2」から、かなり月日がたってしまいましたが、続きです。

現在、所有の車もアルファード15系から20系に変わりました。
20系もベッド搭載に改造されてます。

が、20系については改めて記事にしたいと思いますので、とりあえず現在ある写真を使って、記事を続けたいと思います。

その3: コンパネから床板を切り出す。

DSCN00581.JPG

前回出来上がった型紙を、コンパネに載せ、アウトラインを書き写します。

型紙から移したアウトラインにしたがって、コンパネから床板を切り出します。

曲線部分の切断には、ジグソーを使いますが、曲がり角のきついところは、あらかじめドリルで穴を開けておきます。
中央のシート金具の逃げ部分も、ジグソーの刃が入るくらいの穴を開けておきます。

DSCN00621.JPG

現物あわせで、床板外周をピッタリにしようとするなら、僕と同じようにアウトラインの外側を切りますが、
あとで微調整にそうとう時間がかかります。
作業効率から言っても、少し小さめに切った方が、作業が楽です。
完成後の脱着も、楽に作業できます。外周には隙間テープなどで、穴埋めすると気にならないでしょう。

切り抜いたら、車に乗せてみて、不具合のある箇所を、グラインダーやリューターで、修正していきます。

床板の側面の接するところは、斜めの箇所が多いので、ピッタリにしたい人は、斜めに削っていく必要があります。
これが意外と大変で、お勧めできない・・・
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