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アルファードの後部座席をはずして、ベットに。その3 (補足) [車いじり(アルファード)]

実際に、床板を作成される方に、細かい注意事項、考慮すべき点を補足します。
自作されない方には、読み飛ばしていただいて良いくらいのことです。

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1、スライドドアのステップ部分は、床板が張り出した構造になってます。
人の乗り降りを考慮しなくて良いのと、荷崩れを防ぐために、平らな部分を広く取れるためです。
床板の下に出来たスペースは、靴をしまうなどの収納スペースとなり、無駄になりません。

ただし、スライドドアの内側に合わせた床板のアウトラインを型紙に写し取るのが大変です。

作成した床板が大きかった場合、スライドドアの破損につながる可能性があります。慎重に確認しましょう。

* 床面の高さの設定ですが、僕の場合、「車内空間を最大限に利用するため、出来るだけ床面を上げない」ことと、「スライドドアステップの上を床板で均一にし、床面積を広げる」ため、純正のフロアマットを敷いた上に、床上げせずそのまま乗せた、一番シンプルな形になっています。

この場合、床板の高さ調整部品を設けなくても、平らに置けますが、シートレールを残してありますので、その逃げを設けてやらなければなりません。

2、セカンドシートの台座部分は、後ろからスノーボードを入れた際、干渉しないように、一番前のロックのかかる位置に設定し、床板には穴を開けました。
床板からは、少し飛び出してしまいますが、仕方ありません。
荷物を積んだときに、荷崩れ防止のパーテーションの役割をしています。

3、サードシートの台座部分は、コンパネの厚さとほぼ同一のため、床板に穴を開けるのみで、出っ張りません。
このあと登場する、シートを貼り付けると、隠れて見えません。

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4、バックドア付近中央に、スペアタイヤの脱着で必要な、ボルトの穴があります。
僕の場合、ベッドを載せたままでも、このボルトをまわせるように、床板の一番後ろを、外せるように小さくカットしてあります。場合によっては、ボルト部分に穴を開けるような処理でも良いかもしれません。

床面にある荷物固定用フックも同様。

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5、サードシートのレール後端のカバーが、若干盛り上がっています。
カバーを外しておいても、何も問題ないと思いますが、僕は、床板の裏を削り取って逃げを用意しました。

6、床板を作成するにあたって、「隙間無くきれいに」を心がけて、丁寧に作っていきましたが、
完成後に感じたのは、時間をかけた割には、あとから見えない部分で、手を抜いても大差無い感じです。

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トランスポーターとしては、更に頑丈に作る必要がありますが、今回の作例は、「上に乗るベッドの安定性を高めるための台」の意味合いと「荷物の出し入れをしやすく板張り」でしかないので、作業時間の削減と、脱着のしやすさからすると、もっと簡素にしても良かったと思います。

今、車が変わって、この板だけ残ってるのを見ると、残念です。
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magic-capsule

かみさまさん、北海熊五郎さんへ

nice!ありがとうございます。
by magic-capsule (2011-05-27 09:22) 

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